立ち上げ屋!? (社長日記⑨)

6月5日(日)     皆さんよくご存知の例の二大プロジェクトにおいては、実は私、振付師ではありません。フッと「立ち上げ屋」なんて肩書を思いついた。こういったプロジェクトを立ち上げる際まず、プロデューサーを中心に幾度となく綿密な打ち合わせが行われます。この時点では女の子はまだ一人も決まっていない。モーニング娘。もそう、AKB48もそう。まだユニット名すら決まっていない状態。システムや形態、売り出すための戦略など再三話し合い熟考した後、ようやく人材を選び、育成しながらさらに選出と指導を重ね、諸々同時進行して行きます。もちろん私の場合、 ダンスというツールを持ってその人を見たり、 物事を教えたり伝えたりします。 仕事の多くは、原石を見極め、プロとしてデビューさせる人材に磨くことなので、本人に才能と立場を自覚させる、 確固たる目的を持って。  例えば…強く言う事で危機感を持たせたり、正直に伝えることで信頼関係をつくる。 この辺をよくカメラに押さえられる、時折皆さんが目にする“こわい夏先生” “叱っている”シーン? 人対ひとだからね、 それは当然限りない愛情と責任を持ってのこと。裸で向かい合うよ。そんな切磋琢磨の何ヶ月かを経てようやく実務。私が「立ち上げ屋」から「演出家・振付師」にかわる時です。これらの仕事を全部ひっくるめて(単に振付師の英訳ではなく)コリオグラファーという肩書にしています。 今後再び気になる才能たちが出現した時、「立ち上げ屋」を要チェックです!

6月8日(水)     癖になった日記執筆も最終回。通勤途中や朝食を取りながら?私の戯言にお付合い下さって、ありがとうございました。最後にも少しだけ… 道の無いところに道をつくる、後にその道を歩む人のために、あとに続く人を増やすために。ダンサーと振付師の地位を確立するため、領域を築く。のちの人にこの名を知られずとも。自分自身より、文化的職業の地位向上を目指します。開拓者でいたいから。その先に平和を夢見て。

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愛するひとたちへ (社長日記⑧)

5月29日(日)     群馬ベイシア文化ホール。春のコンサートツアー7か所16公演全て終了。ドリームモーニング娘。は夢の集合体、最強の輝きの集結です。人としてまさに“リーダー”と成長した中澤、 歌う事に感謝の気持ち溢れる保田、力ある先輩達に追いつこうと努力し続ける小川と久住、  臨む姿勢も頑張りも120%の矢口、  勿体ぶって魅せるキャラは才能の持ち主藤本、  超熱い想いを秘めてクールにきめる吉澤、 その存在感は誰にも負けない飯田、 振り覚えも正確さも断トツな進化する石川、 やっぱり“顔”であるさすがプロフェッショナルな安倍。  これら一人一人の才能を活かしつつ、  ひとつのユニットにまとめることが、 大変な作業であることは言うまでもない。彼女たちの才能がステージ上で見事集結した時、10倍ではなく、何百倍ものパワーの塊となってエネルギーを発し、どこまでも、 より多くの人へ、  愛と夢を贈ることができる事を知っている私は、その最もハードな集結を目指す。 それは時として厳しさも必要となり、嫌われ役も自ら選ぶ。春ツアー千秋楽という今日この日を迎えてもなお、 心引き締める言葉をかける。  …ただ、どうしても言っておきたい。  面と向かってはきっと言わないから…。 私はこの10人の娘たちを、心から愛している。 10人各々の才能と努力に心から敬意を表す。

5月30日(月)     一夜明けて 『あれは夢だったのか?』 とフワフワした気持ちが抜けない。 楽しい時間はアッという間。 感動をずっと残したいから…大切にひとつづつ思い起こす、昨夜のこと。アンコールを終えても尚止まない「アンコール!」の声。 その気持ちに応えて、通常行わない“ダブルアンコール”の指示を出す。再びステージ上に姿を見せ、ひとしきり声援に応えやがて退場すると、いつも流れる「愛は勝つ」の歌。客席から未だ去ろうとしないファン達のPA席に向けての拍手に感動し、大合唱することに。至福の空間だった。ふむ…。ドリムス。ファンは、なぜあんなにも温かいのだろう。14年という歴史を共に歩んで来たからなのだろうか?ファン達もどこまでも最強だ!  秋ツアーが始まるのは9月。  ファンの皆と再会を約束したからね。 再び最高の時空の共有を心待ちにしています。

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才能との出会い (社長日記⑦)

5月20日(金)     ある芸能プロダクションにお招き頂き、その事務所が抱えるダイヤモンドの原石たち=いわゆる将来を有望視されるスターの卵たち10名に2時間程の講義を行って来ました。 どういう心構えで日々を過ごすべきか、夢と目標に向かいそれを達成するためには、 自分を見失わず前進するには等々、、、 いっぱいお話しします。どんなに激しく踊り続けても平気なのに、言葉を駆使して、理解を求めて心から物事を伝えるのって、 やっぱりすっごくパワー使います。 ヘトヘトです。 いつもながら大仕事です。でも今日出会った子達の目は希望に輝いていて本当に美しかった。 そんな風にまっ白く素朴で可能性を無限大に秘めた才能たちに出会うのもまた私の喜び。今後どんな風にその芽を膨らませてくれるのか楽しみです。こんな夜は、自分がこの世界を目指してひたすらレッスンしていた頃を想い出しながら眠りにつきます。

5月22日(日)     こんな風に最近では、振り付けやダンスレッスンのみならず、講義や講演みたいなお仕事もしばしば入ってきます。モーニング娘。やAKB48のように、一般の子からオーディションにより人選し、デビューに向けて指導育成し、所謂ブレイクまで導いた実績を評価下さっているのだと思います。 ところが、巷から耳に入ってくる声の一部に「いったいどっち?」「両方手掛けるのはいかがなものか!」なんてものもあって…少々困惑してしまうのだけど…。彼女達を愛してやまないファンの子達なのかなぁ、きっと。その存在は本当に有り難いの。ファンの子達がいなくちゃ、成長はあり得ないわけで、、、だけど正直、誤解されている事が辛い。中々事実を語る機会も場所もないので言われるがままにしているけれど。今回はここでそんなことにちょっと触れてみようかなぁ。私が自身の肩書きを振付師ではなくコリオグラファーにこだわって来た所以でもありますから。あらっ!?時間切れ? ちょっぴり予告編チックでゴメンなさい。この続きはのちの日記でかならず。。。 

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