今週のステージ
今日は、今月ご案内頂いたステージの中から観に行くことができたステージをふたぁつ、ここにご紹介したいと思います。

ひとつめは、『NHK紅白歌合戦』で2012年13年と2年続けてお仕事ご一緒させて頂いた桂由美さんのGRAND COLLECTION。
紅白でのお仕事の際は、水森かおりさんのシーンで桂先生は大きくなる華やかなドレスを創られ、私はダンサーの動きを含めたステージングを担当し、ある種モノづくりを共にさせて頂きました。 それ以来のお付き合いで、拝見した3度目のコレクションとなります。

写真は、前回ご一緒させて頂いたもの

ブライダルコレクションです。 いつ見てもウエディングドレスは(#^.^#)イイですね~。 女の子だったらいくつになってもお姫様みたい☆彡に着てみたいと憧れるんじゃないかな!?
コレクションはもちろんの事、ステージ演出もその都度アグレッシブに進化されていて、毎回新しいものを展開なさっています。
“HANA YUME” “YUMI KATSURA SHINING FOREVER” に続く今回は“薔薇の饗宴2016”というタイトルであの真琴つばさっち(笑)を始めとする宝塚歌劇団OGの方々もご出演されていました。

きっとその華やかなステージを楽しんでご覧になっていたお客様もたくさんいらっしゃると思うのだけど、これはあくまでも私の個人的な感想ね<m(__)m>。 せっかく宝塚OGの方々とコラボレーションするのだから、歌と踊りのステージとコレクションのステージを分けてしまうのではなく、もっと‘いっしょくたに’ちゃんとした言い方で言うと融合できればもっとものすごいSHOWになっていただろうなぁ・・・と、今回は歌と踊りを取り入れることに意識が集中し過ぎてしまったのかもしれないなぁ・・・などと、少々もったいない気持ちになりつつも、それでも自分だったらこうして(^^)こうして(^^♪なんて風に、構成と演出が脳内を駆け巡ります。
こんな風に舞台を観る時、なにやらフツフツと湧きでる楽しい時間になります。 舞台を見る楽しみの一つでもありますね。 ありがとうございます。


好き勝手に感想を述べたお詫びのしるし、、、にはならないと思うケド、結婚十周年でもあるし 〜そう!実は10年前の私の結婚披露宴に真琴さんも出席してくれてね、歌も歌ってくれたんだょ〜 だからちょっぴり自分の結婚式も思い出したりしたンダ(^^ゞ
えぃーーーーーいっ!公開しちゃえ!なつのウエディングドレス姿ぁーーーー!

うぇっ(・。・;ゴメンちゃい! 当時松浦亜弥や安倍なつみを担当していたスタイリストの古川方子さんにオリジナルで作って頂いたものなんですぅ(*^。^*)
失礼<m(__)m>話しが大きくズレるところでしたね・・・。

ふたつめは、劇団四季『ウエストサイドストーリー』!!!
おかげさまで『コーラスライン』のプログラムエッセイで頂いたご縁から、私にとって最近では4作目の四季作品となります。 広報部のスタッフの皆さまいつもありがとうございます。


上の写真は、劇場入り口 ワクワクするこの感じ、思い出す New York 。。。 Broadwayをここ日本に見事再現してくれている。
四季劇場「春」と「秋」と「自由劇場」が集まる浜松町のとある一角。

私の以前のブログで、『A CHORUS LINE』に足を運んで下さったみなさま。 次はこれです!これですょ!

私くらいの年代でダンスに携わっている方は、演出家で振付師のジェロームロビンスの名前をご存知ない方はいないでしょう。 一時はNew YorkのBroadway(劇場街)で行なわれているミュージカルがこの人の手掛けている作品だらけだった時代もあったほど。
「Maria」 「Tonight」 「America」 「Cool」 きっと皆さんも一度は耳にしたことのある名曲ばかり、その振り付けは、ただ楽曲にダンスの振りを付けているだけではなく、その社会の背景やそれぞれの役者の心情(人種までも)をも表わしている。 もちろんこのストーリー自体が当時の時代背景や社会問題を扱っているものなのだけど。

前回ご紹介した『A CHORUS LINE』がダンサー振付師のみならず舞台人を目指す全ての人に観て欲しい作品だとしたら、この『WEST SIDE STORY』はこの世界を目指す創り手の方々、作家さん、脚本家さん、作詞家さん、作曲家さん、振付師を目指す若者たちで、もし知らない人がいるのなら、知っておかなくちゃいけない作品と言っても過言ではないと思う。


『ウエストサイドストーリー』はこの2月14日開幕、まだ始まったばかり。 5月8日まで四季劇場「秋」にて上演されています。
ぜひぜひ皆さんも劇場へ足を運んでみて下さい。 そして、触れて下さい、魂の宿るなまの迫力と今も尚刻まれる歴史に。

加えてこれは、私が初めて観た劇団四季の作品とも言える。 確か私が24~5歳の頃だから、日生劇場で上演されていたっけ。 そのころよりはるかにエネルギーに満ちて感じるのはなぜだろう。 私が歳をとったせいだろうか? 少しばかり大人になったせいか? それとも、、、?

ミュージカルのことや劇団四季については、とてもここでは語り尽くせていない。 あらためてたっぷりと書きたいと思います。
世界の歴史ある作品の数々を日本語にしてやってのけることがどれほど力を持って日本の文化に貢献しているか。 それに取り組み続けている歴史ある劇団四季に敬意と感謝と期待を持って。。。

ステージを観る時は、観客目線で観る瞬間と、制作者目線で見る瞬間が入り乱れて私に訪れます。 どちらにせよ、創りたい意欲を駆りたて、いろいろな方向から私の脳と心にノックします。

やっぱり劇場ってイイ!舞台ってイイ!舞台出身だからか、結局いつもの台詞になっちゃうけど(^^ゞ
自分での舞台創りから遠ざかって結構な時間が経ってしまった気がするけれど、そろそろ演らなくちゃね!創らなくちゃネ!(*^-^*)



これからも良い作品に出会った時、皆さんにご紹介して行けたらな、なんて思っています。

最後に代講のお知らせです。
来週火曜日3月1日IACのレッスンは、なつリハビリトレーニング合宿のため、前回の好評受けて引き続き前田織里奈の代講となります。
時には緊張感を持ってレッスンに取り組み(笑)いつもと違う動きからいつもを振りかえる、、、なぁんて風に、気づきのチャンスですょ。 皆さん是非受けてみて下さいネ(^^♪ 筋トレはかなりキツイらしい、、、(笑)んだけど。


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“きわめびと”プログラム
約束通り『助けて!きわめびと』のOA後記に入る、、前に、、、まず、
乃木坂46のファンの皆さぁーん! 呼び名間違えてゴメンなさいっ(>_<) 生駒がその場でまっすぐに指摘してくれたおかげで、メンバーとスタッフさんにはその場ですぐに謝ることができたけど、OAでそのパートが使われるとは、、、しかも、テロップ入り(>_<) 大変失礼致しました<m(__)m>
「曼珠沙華」を踊ってくれたメンバー6人が、お礼の言葉を添えてDVDをプレゼントしてくれました。



さて、
NHK『助けて!きわめびと』をご覧下さった皆さま、ありがとうございました。
直接届く感想の他に各所から放送を終えての反応を受け取っております。 本当にありがとうございます。

個人的には、編集によって多少なりとも事実とは少し変化して伝わる点があることに少しだけ悔しさも残りますが、
なにより、参加下さったみなさま9組18人のお一人お一人が今後につながる何かの気づきを持たれた事、
そして番組をご覧頂いたみなさまから「泣いた・・・」「感じることがある」「わかる」などというご自分の身になっての感想を多く頂くこととができたこと、何かしら心に響くことをお届けできたのだと、ホッとしております。

番組から“きわめびと”として出演のオファーが来て以来、この普遍的な永遠の課題でもあるであろうご家族の問題、親子の問題に取り組むことの難しさ、生半可な気持ちで取り組むことは絶対にできないという責任感、テレビだからと言って創りものにされたくないという本気度で、テレビで放送されている実動時間よりもプログラム制作に多大なる時間を費やしました。

少しばかり真面目なお話しになってしまうけれど、放送されなかったパートも含め、ちょっぴりお話しさせてもらっちゃおっかな。。。

一泊二日の合宿ですから、48時間とは言わないまでも36時間くらいはあるわけです。
皆さんご覧頂いたお弁当タイムから始まり、、、そうこの時私は、すべてのご家族をチェックさせて頂きました。 二組の親子だけをピックアップしたのではなく、それぞれが抱えていらっしゃる悩みの深さ、溝の深さを図る(原因を探る)という行為をしたワケです。 ここの問題は深くなさそうとか、何が問題なのかわからないくらい仲良しだよねぇ、、とか、、、私がふたつの家族に着目したと放送されているけれど、そこはテレビですからね、その中から二つの親子さんにスポットを当てたのでしょう。 テレビのその編集という行為により、結果的にはとてもわかりやすく視聴者の皆さんに届けられているのだから、良いのかナって思っています(^_^;) ただご出演なさったご家族のお気持ちを想うとここに補足しておこうと思いました。

放送では図工の授業だけが取り沙汰されていますが、実際は4時限の授業プログラムを組みました。
1時限目:音楽と体育の授業、私の最も得意な領域、皆さんご存知のダンスです。 中でも、脳を活性化させる簡単な動きのもの、そして、親子ペアになってなるべくスキンシップを取り入れたダンスを振り付けしました。
2時限目:社会の授業(親御さんのみ)、「叱るとは?」というお話しを。
3時限目:社会の授業(子供たちのみ)、スケッチブックに何でも正直に書くことを約束して本音トークセッション。
4時限目:(放送されていた)図工の授業といった具合。 その後翌日に発表して頂く宿題を親御さんたちに出しました。
二日目には朝からジョギングをしてせっかく自然あふれる場所で合宿しているのですから、かなり長い距離を走って海まで行き、芝生の上でペアストレッチした後、自由時間としました。 その後放送されていたドッジボール。
この海まで行ったジョギングとドッジボールの目的は、子供たちが持っている感性や能力を普段気づいていない親御さんたちにしっかりと見て気づいて頂くためです。

放送ではあまり触れられていなかったご家族にもたくさんの変化が見られました。 感じて気づき、考え始める。’気づき’はお悩みと同じでそれはご家族の数だけ、参加した人数分あるはずです。

子供だけの社会の授業で、おとなしくて発言が弱く曖昧だった何人かの子供が、翌朝のジョギングでは、先頭グループだったこと。 そして、海で9人の子供たちがとった行動は、それぞれ充分にその子達の特性が垣間見れる貴重な時間だったこと。
それでも、親御さんたちは、親同士の世間話で持ちきりで中々自分の子供が何をしているかに視線を持って行くことに時間を費やさなかった。 今あなたのお子さんがしていることこそ、充分にその特性や能力が垣間見れる時間ですょ!と叫びたかったけれど、、、。 もちろんあとでそれを伝える時間はやってきます。
参加されるのはいわゆる一般の視聴者さんですから、少しでも楽しんでもらおうと、それぞれのプログラムにはタイトルをつけてありました。
<好きを探る>とか、<運命の赤い糸ゲーム>とか交換留学生ならぬ<交換親子>とか<逆授業参観>といった具合に、、、。
練りに練って作り上げたこのオリジナルのプログラム(現在商標出願中です)は、もしかしたら真似される先生方が出てくるでしょうか。 だって画期的だったョね?誰もが期待しつつも誰にもその結果は見えていなかったこの合宿を成功に導けたのだから。 このプログラムを模倣することで楽しい親子関係ができて幸せな家族が増えるなら嬉しい限りです。

子供たちはみんな本当に素直だった。 それぞれ見て行けば必ず特性や能力が見えて来ます。 そこをまず伸ばしてあげることの方がイイ様な気がしますね。
一番いけないことは、比較すること。 上の子と、お友達と、近所の子と。 そして、次にいけないことは依存すること。
親御さんたちも、悩みを相談して顔をさらけ出しでてくるくらいですから、本気で取り組んで下さいました。 両者がお互いを想っているのにほんのちょっとしたすれ違いで問題や悩みが膨れ上がるのですね。 そんなご家族は他にも少なくないのではないかと思います。

もっともっと観たくありませんか?合宿の全貌を。
すべてのお母様お父様の涙と感動の発表を。
そして子供と向き合ったその交流を。
そんなご要望もぜひ、番組宛もしくはNHKふれあいセンターへどしどしお寄せ下さいね。 もしかしたら合宿企画SP拡大版!? やってくれるかもしれないから(笑)


あらためまして、
合宿に参加されたご家族の皆さま、大変お疲れさまでした。
家族内でのお悩みやご自分の弱さをもさらけ出して番組に出演し、問題改善に向けてこのプログラムに一生懸命取り組んで下さり、ありがとうございました。
感謝すると同時にその勇気に敬意も感じております。
番組スタッフさんからの報告によると、合宿終了後多少の時間が経っても、以前とは明らかに違った関係を保てていると聞いています。 本当によかった(^^)
これからも出演者ご家族の皆さまにご健康とご多幸を。。。笑顔がたくさんのHappy Familyに。。。


当然ながら、陰ではたくさんの数えきれないスタッフさん達が動いて下さいました。 青いウインドブレイカ―来ている人達いっぱい写っているでしょ?あれみぃんなスタッフさんなんだよ(^-^)お疲れさまでした<m(__)m> 「試み企画なので失敗もアリかなと・・・」と言われていたけれど、、、成功してよかったね~ (^-^)

今日のところはこの辺で、、、とは言ってもずいぶん長くなりましたが(^^ゞ
ではでは(^^♪ Haappy Valentine!! ☆彡 自分の想い、しっかりと伝えてネ! 発信しなくちゃ。だョ(*^^)v
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