ひどい顔(@_@;)

2~3日前事務所に『ドリームモーニング娘。スペシャルLIVE2012日本武道館 ~第一章 終幕「勇者タチ、集合セョ」 ~ THE“密着”裏DVD!!』が届いた。 いわゆる市販されているライブDVDと違って、ファンクラブの会員さんだけが購入できるという限定発売のDVD。 どれどれ、、、と観てみる。 本番後何日か経てのメンバー達それぞれのインタビュー映像と、実際に当日舞台の表と裏で回っていたカメラの映像で構成されているのだけど、すでにとても懐かしく思える。 まだ、4ヶ月程しか経っていないのに、ずいぶん昔のことみたいだ、、、懐かしさと、あのころに強烈に引き戻される様なそんな思いで、感慨深く見進めて行く。 どんどん引き込まれていくと、、、ひゃぁー(◎o◎)! 私、どアップで登場する、、、皆さんゴメンなさい! ひどい顔です・・・(*_*; リハ続きでこけた頬、睡眠不足でくっきりと表れている目の下のクマ、泣きはらして落ちた化粧と腫れた目・・・。 しかもここまでヨリで撮らなくても、、、 あぁっ! あの時のインタビューだ! あの日、壮大な本番を終えて、泣きはらした顔でふぅーっ。。。決して悪い意味ではない虚脱感 =私の場合立場上、出演者ではないので達成感とまでは行かないけれど、エネルギー出しきった疲労感たっぷりの肉体を引きずり、本番を滞りなく終えてホッとした気持ち= で楽屋に戻った時の! アイタタタタ・・・ こんな顔が公にさらされるとは、、、みなさま、本当にすみません。 しかも88点だってー!? 本番を終えても尚、向上心をあらわにしてました、私。 ちょっぴり言い訳するとね、だからこの仕事を続けられているのだと認識しています。 もっといいものを、もっと完成度を上げて、よりよいものを、と思っているから次の作品創りに取り掛かれるというか、、、。 満足して100点を出す時は、果たしてやってくるのだろうか。 いつになるのやら。 まだまだ頑張りますo(^^)o 

そうだ!! こんな機会でもないと、わざわざお話ししない様なコト、おしゃべりしてみよっかな。 裏DVDではなく、多くの皆さんが目にすることができるライブDVDの方で。 この武道館ライブでなつが相当こだわって演出したシーンをお伝えしちゃおうカナなんて思います。 振り付けっていうと、どうしてもダンスとか手の動きやステップを付けているように思われがちなんだけど、実はダンスよりここにこだわりましたというシーンをふたつ程(^^)

まずひとつめは、いわゆるオープニング=ド頭のメンバー登場のシーンです。 (ちょっぴり舞台用語になっちゃうけど)
***荘厳な鐘の音が鳴り渡り、お客さんの声援が少しおさまるであろう頃、それぞれ上下(かみしも)の袖から一列になって歩いて登場。 ステージ中央に向かい、柔らかな音の中を厳かに凛として歩く。 上手側の先頭に中澤裕子を、ラインアップした時もセンターに立つように配列。 9人バージンロードを歩きます。 そして音が少しだけ高まってステージ上、メンバー全員ラインアップ。 まずはゆっくりと心をまっ白にしてお客さんに顔をみせます。 目線は泳がさず自分の真正面の少し高い部分において。 そして、オープニングでありながらあえて、センターに居る中澤はお客さんに背を向ける。 他の8人はその中央に向けて姿勢を正す。 ここは必ず全員タイミングを揃えて。 すると結婚行進曲へと音が変わり、階段のあるステージは、高砂。 お客さんに背中を見守られ送り出してもらっている意識を持って、5人は必ずセンターに来てからひとりずつその階段を一歩一歩踏みしめて登る***
リハ中「みんなそれぞれ嫁いで行くんだ。 幸せになれよ。」なんて言葉を言った気がする。 ここでのエピソードは、「石川・吉澤・小川・久住はまだ嫁に行かなくていいよね?先に姉さん達行かせてあげて(笑)映画なんかで時折出て来るアメリカのウエディングの花嫁付添人みたいなイメージできるか?」なんて言ったりしたっけ。 そうこの4人はセンターを通って階段を上がらないンダ。

もう一つは、最後の歌『でっかい宇宙に愛がある』のイントロ部分。 これもダンスではありませんね。
***イントロの静かなパイプオルガンの音が聞こえてきたら、決してリズムを取らず、音も数えないこと。 鼻から息を吸ってお腹と胸に新しい酸素をいっぱい膨らませたのち、口から吐きながら、感謝の気持ちとある決意をして下さい。 内面はそれぞれのその時の感情で良いです。 その時動きとしては、胸に片手を当てても良し、両手でも、力強く手を握っても良し、ただただ深呼吸を続けるもよし。 可能な限り武道館の空間全てと来てくれている一人一人の顔を見渡しながら、MC位置から一斉にでも合わせる必要はなく3~4歩下がります。 それぞれの感謝の想いが9倍になって、他の出演者の想いも足して、もっと膨らんで行くイメージでメンバーみんなで手を繋ぎます。 リズムを刻む大きな音が聞こえてきたら、その繋いだ手を大きく振りながらバウンドして行きます。***

こういうシーンは、感情の表現がすごく大切で、感情も表情も絶対ウソになりたくないし作った動きや慣れた動作になりたくないから、なるべく練習をさせない。 新鮮な気持ちとその時の緊張感と本当の心の動きで仕上げたいんだけど、歩数間違えて間に合わないとか、感情に浸りすぎて出遅れるという事も起こり得るので、最低限の練習に抑える。
ライブDVD、その辺に視点を置いて見てみるのも、一味違った楽しみ方ができたりして。。。(^_-)-☆

さて、
その後、メンバーそれぞれがソロ活動に励んでいる中で、中澤のおめでた報道がありましたね。 中澤からも直接、報告のメールがありました。 矢口の結婚式に続き、自分のことのように嬉しいことが続いています。
驚くのは、6月の段階ですでに安定期という事は、、、!? 武道館の時には既に授かっていたという事で、おなかの赤ちゃんも“勇者”だったという事でしょうか(*^_^*)そう考えるとドキドキしちゃうネ、運命的なモノを感じるというか。。。 無事に元気に育ってくれることを祈っています。。。

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ダンシング・ゼネレーション

ずいぶん更新が遅れちゃった・・・。みんな元気にしてるかな? 毎日暑いね~(・o ・; 体調崩したりしてなぁい?
九州地方の大雨がニュースになってるけど、佐賀のサガンティーナ達はだいじょうぶかなぁ。。。 やっぱり気になる・・・。

こうしてお仕事の毎日、私の場合(自ら選んだわけだけど)色々な人と毎回が初対面という仕事も多いよね。 それは日々緊張感と共で楽しくもあり、ある種の覚悟も必要。 ちょっぴり取材が続くとネ、ずぅーっと昔からの過去を事細かく振り返るから、いろんなこと思い出しちゃったり、過去の何かに気付いたり、それと逆にまだハッキリと見えていないまま未来をあえて口にしなくちゃだったり、けど、現実、今、日々日常の中にいきていたりするから、情けない話、その取材直後は、ほんの少しだけ一喜一憂が訪れる。 すごくいろんなことを考えちゃう。 ・・・こういう話をするとまた心配かけちゃったり、逆に発言に気を付ける様指摘されたりもしちゃうのだけど(^^ゞ

そんな中有難くも何らかのきっかけとなる出会いもある。 今一緒にお仕事をしているクリエイティブディレクターさん。 ひょんな話から「僕今でもたまに読みますョ、全部持ってますョ(^^)はい!」って、貸してくれた『ダンシング・ゼネレーション』4巻とその続編『ニューヨークバード』3巻の計7巻。

“ひゃっほいーっ!!” (^O^)/  私がダンスを始めてのち、 ニューヨークを目指したきっかけでもある槇村さとるさんの漫画です。  タイトル通り、 ダンスに夢を託し切磋琢磨しながら憧れのニューヨークへ向かい生きる若者たちのお話。
7年前の引越しで、やはり絶対手放せず封も開けない段ボールに入ったまま、物置に眠っているであろうその7巻を、いとも簡単に目の前に並べて貸してくれた。 

確かこの漫画を読んだのは自分が十代後半だったかな、まさに、これだ!って思って、ダンサーとしてニューヨークを目指した。 私にとって人生のきっかけの一つであることは間違いない。 大切な宝物だ。 今の自分があるのはこの本のおかげといっても過言ではないだろう。 今こうして35年ぶりに再び目にするとは。。。 読み返して涙が出る。
そうだったそうだった ~自分もこんな風に無邪気で、必死で、大好きだから!っていう理由だけで簡単に決意し、親も含めて周りの人間を説得し、夢に向かって突っ走った時代~
そう、、、完璧に初心を想い出した。 =初心忘るべからず= 自分でも意識して胸にしているけれど、ふっとした瞬間にがっつりこの初心に戻された(*^_^*)  
ダンサーはもちろんだけど、ダンスと関わりのない人も読んでみて絶対良いと思う。 今でもどこかで手に入れることができるのかなぁ。。。 夢にいきる素晴らしさを思い起こさせてくれるはず。 

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