どうしても伝えたくて。
今年は本当に久しぶりに、一般の方々に向けて開いているクラス、IACとChacottの生徒さん達と、しっかりと会話を持ち有意義な時間を共有するため、忘年会を自ら企画・主催しました。
このひとつ前の記事『my nude』でも決意を語ったように、直接生徒さんに伝えたいことがあったから。
レッスンの中で踊りを通して身体で伝えて行けば自ずと届くもの、そう思ってこのスタジオではもう20年以上も教えて来たけれど、オープンクラスゆえの人の流れもあるし、ここ7〜8年で顔ぶれも20年前とはずいぶん違ってきたからやっぱりこの辺でしっかりとお話ししないとダメかななんて気持ちが最近すごく膨らんだから。 もちろん、感謝の気持ちも。

ここで謝っておかなければならないことがふたぁつ。

まず一つめは、
今回は会費制ではなく、私からのご招待という形をとらせて頂いたため、参加者を限定してしまった事。 決して秘密裏に進めていたわけではないけれど、声がかからなかった方々に誤解して欲しくないので、ここに書いておきますね。
2~3回だけレッスンに来て「また気まぁ~す!」なんて言って、来なくなっちゃう人もそれなりにいるので、今回は、なつのレッスンを半年以上続けて下さっている方、それと、お酒の席ということもあるので、未成年にはごめんなさいをして20歳以上の女子に限定にさせて頂きました。 なので声がかからなかった学生さんたちや、新規会員さん達はゴメンね。

もう一つは、出席者へ。 お店の人とメニューについてあれだけ綿密に打ち合わせをしたにもかかわらず、前菜からサラダが抜け落ちていたこと(笑) 女の子だもんネ、食べたかったでしょ、お野菜(>_<) 2回も3回も打ち合わせしたのにぃーーーーっ(・_・;) シェフはすごく気合入れたって言ってたけど、、、きっと気合入れ過ぎちゃったんだね(^_^;) お料理の方はお口に会いましたでしょうか? T-Shirtsは着てくれるのかナ!?

記念撮影の時間が遅すぎちゃった(*_*;ンダ。 最終電車の都合とかでぽつぽつと帰り始め、26人の参加者の内、くぅーーー19人しか写ってにゃい(><)

実はこのIACとChacottにクラスには、本当にいろんなお仕事の方が来られていて、もちろんどなたでも受けられるクラスなので、普通のOLさんはもちろんのコト、会社員、看護師さん、店員さん、事務所に所属しているしていないに関わらず女優やタレントを目指している子もいれば、イベントなどでお仕事をしている人、スポーツジムなどでヨガやダンスのインストラクターをしている子、学校や塾の先生もいらっしゃいます。 ホントみんなそれぞれです。 だからレベルも違う。 それでいいんです、それがイイんです。

『エースと呼ばれる人は何をしているのか』を出版して以来、ダンスを離れてまで「指導の仕方」「エースになるために」などという講演会や実際の講習会などをご要望頂いて開いているけれど、実は毎週週に2回ダンスレッスンに通って来てくれるこの子達こそが、私のもっとも手ごわい相手です。 されど愛おしい生徒達です。 忘年会という形をとって、そんな彼女たちに今回は挑みました(笑)

確かに楽しむことから始めよう!と言っているし、‘楽しい’を感じて欲しくてクラスを続けているけれど、“もう少しエースにならないかい?”と問いかけることから始めました。 時間が無くて全部言いきれていないけど、言葉にしつくせなかったけど、少しでも思いが届いているといいなぁ。。。

ちょっぴりここに書いて補足するとしたら、、、エースってね、
著書には 「自己を確立し、自信を持って、前に進む」 って書いた。 読んだ人もそう認識するのが容易だと思う。 しかし言葉では簡単に言えても、行動するにはそうそう簡単なことじゃないょね? まず一番最初の自己確立で行き止まるだろう。 じゃぁ何なのか、、。 それはね、「自分の能力や魅力を最大限に活かして輝いて生きる人」のことなんだょ。 それは人と比べるコト、人に依存することなく、自分で幸せを掴めるということなんだ。 そのためには、自分を知らなくちゃいけない、自分を出そうよ恥ずかしがらずに。 発しなくちゃ!

一般クラスで指導するにあたり、私は世間で認識されている様な‘叱る’という行動は一切していない。 なぜなら、それが望まれていないことを知っているから。 彼女達は、それぞれ仕事を持っていて、仕事後に渋谷に通って来てなつのレッスンを受けるということに、私にとっては残念なことだけど、大きな夢や目標を持っているとは感じ得ない。 痩せたいのかもしれないし、楽しみたいのかもしれないし、ストレス発散に役立てたいのかもしれないからだ。 それを否定するわけでも邪魔をしたいわけでもない。 そんな中ででも気付きを届けたかったのだけど、それを見過ごしてきたこの10年。
でも、『my nude』で書いたように、いつまでも限りなくここにいれるわけではなくなった以上、少なくとも伝えたいことが届いていない状況を知りながら、あきらめていることは私の生き方に反すると思ったから。 それは生徒さんにとっては迷惑なことかもしれないけれど、なつはダンスを教えているだけではなく、ダンスを通して伝えたいものやことがあるからなンダ。
会に出席して、この文章を読んで、万が一難しく間違ってとらえられてしまい、なつの本意が伝わらなかったら、生徒さんは今後レッスンに通うのをやめるかもしれないし、会えなくなるかもしれない。 そんな怖さも踏まえてすべての想いをひっくるめて今回の会を企画した。 私が声をかけた生徒さんの中で来れなかった人は一人。それも仕方ない(>_<) 一般の生徒さんに向けての会を自ら企画し、ご招待というカタチを取るのはこれが最初で最後だと思う。 素直に受け入れ心にとどめてくれることを願う。

おっとっと(^^ゞちょっぴり難しい硬いお話しになってしまったけれど、もちろん、心から楽しんでくれていたらそれがなによりなんダョ(^^) この会『FUN-KEY DANCING忘年会』サブタイトルに「エースと呼ばれる人はお酒を飲んでいるのか」なぁんて付けたりした。
司会進行も務めるにあたり、分刻みの進行表まで作って、いろんなアトラクション?BINGOゲームも(クイズ問題だって30問用意してたのに(笑))含めプログラム考えていたのだけど、ほとんどができなかった。 それは、一人一人が想像していた以上に自分の思いや気持ちを語ってくれたから。 26人、1人2分と読んで、、、こぼれてまぁ1時間程度で計画していたけど、ここにずいぶん時間を取ることになった。 これでよかったと思ってる。 レッスンでは返事もしない、声も発しない生徒達が、みんなの前で一人一人がそれぞれ思いを語ってくれたことは、私にとって意味のある時間だった。 発信しようね!これからも発しようね! 声も、汗も、想いも、身体全身から!!
忘年会明けた火曜日昨夜IACスタジオレッスンにて。

感じて、考えて、創って、発信する。 これが夏まゆみの伝えたい事。 すべての主語は自分自身、貴女自身なのです! せめて一番目の「感じる」こと大切。 「考える」前に「感じ」てほしい。 それだけで変わる。 何かが変わるはずなンダ。


一昨日は、大阪出張行って来ました。 ここはNHK大阪放送局。 久々の大阪(ご存知「吉本印天然素材」をやっている頃は一年の4分の1くらいは東京大阪を行ったり来たりしてたからね)なんだか嬉しいなぁっと思う間もなく、日帰りで急いで帰ってこないと、紅白リハに間に合わなくなっちゃう! ちなみにこの番組は来年の2月、2週連続のOA。 またお知らせしますぅ(*^。^*)


ではでは(^^♪ 皆さまひとりひとりに素敵なひとときが訪れますように。。。 Merry Christmas!!☆彡
パーマリンクをブックマーク


my nude

なつにとっては見なれた写真だけど、みなさまにとっては少々グロテスクな写真かしら?
ヌードと言ってもここまで見せなくてもって感じですよね・・・。ゴメン(*_*;

これご存知の方はすぐにわかるかと思いますが、なつの頸椎(首の骨)と腰椎(腰の骨)のMRI写真です。

お医者様いわく 「相当ひどい」 「よく踊ってるよねぇ~(@_@;)まぁだからプロなんだろうケド、、、」 「普通は痛くて踊るどころか歩けなくなっても不思議じゃない」 「悪化はしても治りはしない」 「脅かすわけじゃないけど車椅子になるよ」 だそうです。 「これで踊ってる!?!?」って、お医者様の隣に同席している勉強中のお医者さんの卵みたいな人は呆れ笑いさえ浮かべていたっけ(-”-)
こんな言葉10年以上に渡って何回も、何人ものお医者さんからも、言われ続けてきたょ。

そりゃぁ、そうだよね、、ヘルニアのみならず、分離すべり症と狭窄症(骨が崩れて前後しちゃう状態=これいわゆる万年骨折なんだって)にまでなっちゃってるからなぁ・・・。
この写真は2年前のもの。大丈夫!そう診断されてから2年も踊り続けて来れたじゃないか!?なぁんてね、、。
そろそろ、痛み止めのお薬と注射、ステロイド剤と腰椎ベルト、時折のカイロプラクティック、整体と針と気功治療・・・ これで生徒たちはごまかせても、、、いよいよ自分自身を誤魔化せなくなってきた。
ドクターストップもなんのその「もうやめなさい」と言われても踊り続けて来たからだろうし、35年間の酷使もあるだろうし、無理したバチかもしれない。
でも私からダンスを取ったら何もなくなる。 踊るために生きて来た、生きるために踊って来たンダ。

夏まゆみ40歳ダンス公演「海月」より

『FUN-KEY DANCING DIET』(2013年)より

何の説明もせずにずっと心配をかけたままでいるような気がして、、、
その後の体調のことをずっと気にかけて下さっていて、時折聞いて下さる方も多く、
事務所宛に整体や何やらのパンフレットを送って下さる方もいたり、
本当に有り難いです ありがとうございます。 心配かけてゴメンなさい。

えっとぉ、、、 落ち込んでるわけじゃない。 ぎっくり腰は突然やってくるのでちょっぴり不安はあるけど、
my nudeを見せたのはね、ここでちゃんと説明して、これからの生きざまをハッキリさせようかな、なんて思ったりなんかしたもんだから・・・
そう、全然、前向きなンダ(^^)あたし。 以前80歳まで踊るって言ってきた。 ここ最近75歳までは踊るって変えたの(^^ゞそれはね、ただ漠然と80歳まで、なぁんて言ってきたけど、そんな曖昧なモノではなく本気で決めたからなんだ。
これからこの故障を持って踊り続けて行く。 でも、75歳まで踊るための準備を着々と続けて行こうと思ってる。 これまでのようながむしゃらさではなく、時にお休みも取ってメンテナンスも身体作りもこれまで以上に慎重にやってく。 生徒たちを想うあまり痛み止めでごまかしてレッスンするなんて無理したやり方も控える。

75歳になった時ダンスプロデュース公演、演るからね。(それまでは演らないという意味ではありません)ほとんどの人はみんななつより年下だからみんな観に来れるよね。 観に来てね!約束だョ(^^)v

決意したコト、この年末に、書いておこぉっとo(^-^)o

年末と言えば、、、66回目となる今年の『NHK紅白歌合戦』、今回も二つのシーンを担当させて頂きます。
例年にない新たな歌手の方、一味違ったアーティスト同士のコラボレーションも! 31日、ぜひお楽しみにして下さい。
情報公開は28日以降になる予定です。

しかし、、、


東京文化会館『Life in progress』追加公演一階7列目、倍の金額払って手に入れたチケット(>_<)
やっぱり、、、
シルヴィ・ギエム やっぱ すごいっ!!   につきる・・・ぅっうっ・・・  (T_T)


パーマリンクをブックマーク


AKB48十周年の日に。

まさしく10年前の今日2005年12月8日、秋葉原48TheaterがオープンしAKB48が公開されました。

~ “AKB48がスタートした”と言えばわかりやすいのに、なぜこのような言い方になるかというと、夏まゆみのお仕事はまずこの日がゴールという観点があるから。 もちろん私も含めすべての人間にとってこの日はスタートなのだけど、このスタートの日を迎えるためのそれまでに費やす何ヶ月もの時間と膨大な責務こそが、そして軌道に乗せるまでが、プロジェクトを“立ち上げる”という、私の仕事 ~

この10年で驚くほどまでにグループは拡大し、今では日本を代表するアーティストとして、そのメンバーの顔をテレビで見ない日はないほどです。
スタッフの皆さん、メンバーのみんな、10周年おめでとう! 私自身本当に嬉しいです。
先日AKB48Gのスタッフさんから、12月6日の「AKB48劇場オープン10周年記念祭」と8日の「AKB48劇場10周年特別記念公演」にご招待のお声掛けを頂いたのだけど、本当に行きたかったのだけど残念ながらすでにスケジュールが入ってしまっていたので(>_<) 「高橋の卒業公演は今から絶対日程キープしておきます!」 とお答えしたのでした(^^)

これはきっと、世界にひとつしかないDVD
当時のチームA(今はほとんどが卒業してしまった一期生)のメンバーひとりひとりがなつの43歳の誕生日にメッセージを贈ってくれたもの。今でも宝物です。
そうそう!目覚まし時計もあるんだよ。 これはね「夏先生!おはようございます!」ってメンバー全員の声が繰り返される。 そりゃぁ思いっきり\(◎o◎)/飛び起きるよ(笑)

このAKB48の素晴らしいところ(システム)は、ニューヨークのブロードウェイミュージカルや劇団四季のそれと同じように、作品をしっかりと受け継いでくれること。 私が秋元康総合プロデューサーのもと共に立ち上げ、最初の2年間で振り付けした楽曲の数は91曲、演出した公演は8つ、その作品のすべてが今も尚、残した振付ビデオとフォーメーション表で受け継がれていて、嬉しい限りです。

モーニング娘。が10周年を迎えた時には、‘モーニング娘。誕生10年記念隊’というユニットを結成しツアーも行ないました。
卒業というシステムは時としてさびしいものだけれど、ユニットとして継続することでまた卒業生が集まってパフォーマンスをすることができるって素敵だよね。
チームが、グループが、ユニットが継続しているからこそできるコト。

日本のエンターテイメントの世界を大きくけん引したこの二つのグループがそのメンバーの入れ替わりがあっても、今後もより一層活躍してくれることを期待しています。
多くの人に笑顔と希望と勇気を、その一生懸命頑張る姿から贈ることができているのではないかと思います。

ファンの皆さん、これからも応援よろしくお願い致します。

関連過去投稿記事
・ほんとうのこと 2014年10月29日投稿
・愛する教え子たちlll2014年3月20日投稿
底力くん。2013年2月2日投稿
コメントありがとーっ(>o<)2012年9月9日投稿
愛する教え子たちll2012年8月31日投稿
愛する教え子たち2012年8月25日投稿





パーマリンクをブックマーク