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変身革命〜You Can Do It

FILM SOLDOUT

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■0号試写無事終了~!!


2004年12月 3日

ようやく出来上がりました。やっとです!一年です。
ダンスパートのタイトルは3曲を総称して『Dancing Erotic Female』 オープニングの“CALIENTE”、インタールード“Ex-tasy”、エンディング撮影後記は“f-MALE” それぞれのタイトルには私の熱い想いがこっそりと込められております。

プロモーションビデオではなく、ミュージックビデオクリップでもなく、ダンス映像でもなく、<ダンス映画>を創るということを強く意識しました。カット割りやカメラの動きだけに頼らず、映像技術を駆使するわけでもなく、人肌の温度がしっかりと伝わる絵にこだわりました。

約14分の試写を終えて館内に明かりが付くと同時に、ドキドキしながら周りのスタッフの皆さんの反応をのぞき見ます。。。
     ふぅ~。。。    。。。(^-^)。。。多分、泣きたいのです。 ホッとしたのと嬉しいのと、苦しかった一年間を振り返って、かなり泣きたいのです。 でも何故か泣けない・・・この一年間ずぅ~っと、特に振付師としてではなく監督として、今回のお仕事に関わる事に決まってからは、 感情を抑えること、毅然とした態度で存在する事を心がけて来たからだと思います。 この一年間なつをイジメ続けた(笑)松岡プロデューサーは「感極まって・・・」と少し顔を赤らめていたように感じました。
企画の段階から参加させていただいて一年間、当初は単にダンスシーンを取り入れるという事で、振付師としてお声がかかったわけですが、企画会議に何度か参加しているうち、河井プロデューサーからの「ねぇ、夏さん・・・撮ってみない?」の言葉に武者震いしたのを覚えています。

撮影後記映像ましてや映画制作の知識も経験もほぼ皆無に近い私が、振付師という枠を越えて、監督として今回の作品創りができたのも、全て教えてくださった支えてくださった優秀なスタッフの皆さんのおかげです。スタイリストの古川さんとヘアメイクの林さんは以前ハロプロ関係のお仕事でご一緒したことがある経緯から、絶対この人じゃないと!というなつのラブコールに答えてくれて、恐ろしく予算の無い中、ほぼパーフェクトに近い、イメージ通りの作品を提供してくれました。撮影現場でも編集現場でも常に私に監督としての位置を確保しようと努めてくださった松岡プロデューサー、わがままななつの要望に嫌な顔せずこたえてくれたエディターのカモヤン、「夏さんは監督なんだよ!監督なんだから!」と言ってメゲそうになっている私を強く励ましてくれた撮影チーフ青木さん、撮影や編集で徹夜作業が続く中居眠りしながらもずっとそばについてくれていた渡辺さん、陰ながら支えてくださっていた千葉さん、そして、普段はもちろん監督としてたくさんの映像作品を世に送り出している増山さんは今回は陰の存在でありながらも、その才能を惜しみなく発揮し熱い思いをトコトンそそぎ込んでくれました。

撮影後記まだまだ名前を挙げたらキリがない程もっともっと多くの素晴らしいスタッフの方々が存在します。 この方々無しでは、当然今回の作品はできていません。 本当にありがとうございました。そしてなにより、一振付師の私にこのような素晴らしい機会を与えてくださったお二人の方が存在します。 最初から最後まで私を心配したり励ましたりしてくれて、ダンスを心から理解してくださっている梅村プロデューサー、途中たくさんの問題発起を耳にしながらも、私を監督として期待し信頼し続けてくださった河井プロデューサー。 心から、心から感謝申し上げます。

撮影後記この映画が皆さんの前に登場するのは来年のゴールデンウィーク明け頃になる予定です。 まだずいぶん先の話ですネ。。。すぐにでもお見せしたいのに。。。

最後になってしまいましたが、なつの振り付けを見事に表現してくれたダンサー達にも、敬意を払います。ありがとう。

この作品が今後のダンス界の、日本のダンス文化の発展に必ずや繋がる事を信じて。。。

夏まゆみ

 

■『female』Q&A

2004年 7月30日

Q1. これらの5つのストーリーとダンスはどのようにコラボレートしてゆくのでしょうか?

撮影後記今回のJam Filmsシリーズ第4弾『female』と、これまでのものとの大きな違いは、一貫して『エロティシズム』というテーマが存在すると言う事です。各ストーリー作品の原作・脚本を踏まえ、どのようにダンスを絡めて行くべきかずいぶん悩みましたが、結果、これまでのシリーズ作品との差別化をはかり、これら5つの短編ストーリー作品をいかにダンスによって繋げ、一つの長編映画を観たかのような感覚を残せるか…と考えました。ですから、ダンスは3つのシーンに分けて登場します。まずは、オープニングとエンディングです。そして、インタールードという形で作品の中心部に登場します。もちろん、5つの短編ストーリー作品の脚本を踏まえて創りますから、お楽しみにして下さいネ!

Q2. 7/1に製作発表会、7/28にダンサー顔合せがあったと聞いていますが、それについてお話し下さい。

記者発表の場で初めて、全スタッフが顔を合わせたわけです(^0^)それはそれは、とても楽しい時間でした。個性的でパワフルな女流作家さんたちに、おじさん監督たち(笑)は少々押され気味でしたが、このような尊敬すべき作家・監督の方々とお仕事できる事を、心から光栄に思います。 ダンサー顔合わせでは、私のダンスとダンサーに対する熱い想いを如何に伝え、理解してもらうかに努めました。オーディションからほぼ1ヶ月経って、11人の女性ダンサーと6人の男性ダンサーに決定しましたが、みんなとても才能あふれる熱いダンス好きが集まりましたョ。振り付けリハーサルが待ち遠しいですね。

Q3. 『female』から少しずれますが、好きなダンス映画は何ですか?

うぅ~んんん。。。ダンス映画は基本的に全部観ます。。。単なる好みのお話になってしまいますけどぉ。。。好きなのい~っっぱいあるし、やっぱりダンス映画っていっても、ダンスが展開されているだけでなく、それと同時かそれ以上に、ドラマがしっかりとストーリーを奏でているものの方が好きですね。昔も今も考えずに羅列すると・・・『リトルダンサー』『ムーランルージュ』『ザッツダンシング』『ダーティダンシング』『ショーガール』『フラッシュダンス』『ダンサーインザダーク』(これは少々暗いです)などなど…キリがありませんが、私の中のベスト作品は何をおいても断然『オールザットジャズ』です!私がダンスを目指したきっかけの映画ですからネ(^-^

Q4. 最後に、『female』に対する意気込みを!

日本ではあまりダンス映画ってないですよね。。。そんな現状も含めて、日本での世界に通用するダンス映画を創って行きたいという想いがありますが、もちろんまだまだ勉強不足ですから、今回はショートフィルム内でダンスシーンを展開し、勉強し、少しづつダンス映画制作に向けて何らかの形で携わって行きたいとひそかに想いを熱くしています。今回の作品では、ダンサーが映画のワンシーンのメインになること、これこそが自分の夢の第一歩だと考えています。日夜ダンスレッスンに励んでいるダンス好き達が、プロとして目指す一つの明確な目標になればと思っています。

夏まゆみ

■ダンサーオーディションに向けて

2004年 5月 3日

こんにちは、夏まゆみです。
初めての登場とあって、少々緊張気味ですが…(^-^)いつも応援下さっている皆さん!本当にありがとうございます。
早速本題に入りましょうね。
撮影後記今回、このような素晴らしい作品創りに演出・振付として参加させて頂ける事をとても光栄に思っています。私の、ダンス映像初監督作品になります。

現在、全国約300のダンススタジオ及びダンススクール、そして30のプロダクションに、この『F-18(仮題)』ダンスシーンに登場するダンサーの募集告知をしております。大きな夢を抱き日々レッスンに励む、踊る事が大好きなパワーあふれる人に出会えることを期待しています。映像という条件と世界に通用するという条件の下、作品創りを進めて行くため、女子は160cm以上・男子は175cm以上という、容姿的な点である程度限定せざるを得ない事をお許しください。(計るわけでもありませんが(^0^))
さて、今回の募集にあたり、どうしても皆さんにお伝えしたい事があって、登場の決意となりました。
“夏まゆみ”というと、どうしてもモーニング娘。の名前と共に、「誰にでも真似できる振付」としてご存知の方が多いと思います。もちろんとても有り難い事です。ダンスを本職としていない方々が苦手な踊りを通して、どうパワーを出すかが課題の振付です。ただ、メディアに出てしまうとカラーが限定されがちで、どうしても振付のイメージやカラーが一色と理解されてしまうこともしばしばです。
そこで、私の夢も含めて、今回のダンスシーン演出の方向性を少しお話しさせてください。
昨年1月にワニブックスより出版されました私の著書「変身革命~You can do it!~」にもダンスとダンサーに対する想いは充分にしたためてありますが、夢はダンスを日本でも文化として確立させる事なんです(ちょっと大袈裟で恥ずかしくもありますが)。ダンサーの地位を上げて行きたい。 Back dancer じゃなくて Next dancer になろうョ。。。いつも後ろじゃなくってサ。。。
この思いを胸に、ダンサーによる、ダンサーメインの、ダンスパフォーマンスを映画の一作品として世に贈り出したいと思っています。世界に通用する作品として繰り広げて行きたいと思っています。ですから、ダンステクニックはもちろん、全身を使った表現力もかなり高いレベルの才能あふれるアーティスト・パフォーマー・エンターテイナーを求めます。
日本のダンサーの代表として、同じ夢に向かって頑張ってくれる方、ぜひ一緒に素晴らしい作品を創り、日本に一大ムーブメントを起こして行きませんか。
オーディションでお会いできる事を心待ちにしています。
よろしくお願い致します。

夏まゆみ